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仮面ライダー制作秘話

第1回 「本郷猛役は近藤正臣?」
第2回 「仮面ライダー2号登場の秘密」
第3回 「1号ライダー復活!!本郷猛 決死の現場復帰」
第4回 「本郷猛、一文字隼人 名前の由来」

第5回 「仮面ライダー影の主役 大野剣友会とは」
第7回 「1号ライダー“大変身”の謎」

第6回 「アクションシーンを支える仮面ライダーの効果音」

仮面ライダーのアクションの効果音。それは現実離れした、派手な音だった。

それが、仮面ライダーの一挙手一投足に絶妙なタイミングでかぶっていたのだ。

例えば、仮面ライダーが水平に腕をかざすと“ピカ〜ン”。「とうっ!」とジャンプすると“キュイ〜ン”という具合。

この仮面ライダーの効果音を製作したのは協立効果の平田靖氏。平田氏は「今までになかった飛躍した発想で音作りをした方が、かえってキャラクターの実在感、リアル感が表現できるのではないか?」との考えのもと、音作りに励んだと言う。

キャラの動きに合わせて音付けされた「鉄腕アトム」をヒントに「徹底的に次元の違う世界の出来事という判断から、実写作品でありながら、音は想像の描写で、アニメ的な手法を取り入れた」そうだ。

その結果、多い時は1話内で1000を超える効果音が使用されたことがあったという。

音作りであるが、一部に電子楽器の音も使われたが、基本的には、生音を加工したものが多く使われた。

ライダーパンチの音は鉄床をハンマーでひっぱたく音、ライダージャンプの音は、縁日で売っている、伸び縮みするオモチャの笛の音を元に作られたという。

このようにして、仮面ライダーの現実離れしていながらも、作品の中でリアリティを感じさせる音の世界が作られていったのである。

それが映像、BGM、台詞とマッチして、仮面ライダーのアクションシーンの独特の迫力とノリのよさを生み出していたのだ。

参考文献:仮面ライダー オフィシャルファイル マガジンVol.1(講談社)、「ウルトラマン対仮面ライダー」(文芸春秋)

仮面ライダー ストーリーダイジェスト内にも「制作うらばなし」を掲載しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

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