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仮面ライダー ストーリーダイジェスト

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第21話 「ドクガンダー 大阪城の対決!」 

放映日:1971年8月21日 視聴率:関西27.7%、関東17.0%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:山崎久 監督:山田稔

阪神理科大学に戻った吉岡助教授はマスコミに向けて富士山麓で発見した人物大の毛虫(ドクガンダー幼虫)の写真を公開しようとしていた。しかし、死んだと思われていた小泉教授が現れ、人物大の毛虫の存在を否定されたうえに売名行為扱いされ、大学を追われた。

東京でその事実を知った一文字隼人は吉岡助教授の身を案じ、バイクで大阪へ向かった。しかし、その道中、大きな繭(まゆ)に行く手を阻まれた。なんと繭(まゆ)の中からは成虫になったドクガンダーが現れ、一文字隼人に襲い掛かってきた。

一文字隼人が足止めをくらっている間、阪神理科大学では繭(まゆ)を急速に成長させる“繭成長剤”を発明した吉岡助教授がショッカーに拉致されてしまった。

吉岡助教授の娘、ユキちゃんに目を付けたショッカーはユキちゃんの誘拐を企てるも立花レーシングクラブのメンバーに阻止され、戦闘員の1人が捕らえられた。

吉岡助教授の居所を聞き出すため、ショッカー戦闘員を締め上げる一文字隼人だったが、ドクガンダーの急襲を受け、ピンチに陥る。

※制作うらばなし
「FB I 秘密捜査官・滝和也のはてな?」
ある時、プロデューサーの平山氏は毎日放送の広瀬局長に呼ばれ、「滝和也がFB I の秘密捜査官という設定はおかしいのではないか?」との指摘を受けた。本来FB I は連邦捜査局。全国規模の警察組織であり、米国内の事件を担当する。本当ならC I A (中央情報局)が国際問題担当のはずである。当時 007などのスパイ映画の影響でC I A よりもFB I の方が知名度が高かったこともあり、平山プロデューサーは「ショッカーは世界各国に支部を作っており、滝は米国内の問題処理のため、ショッカーの日本における活動調査のためにF B I の秘密捜査官としてやってきているのです。」と説明し、了解を得たとのことである。

第22話 「怪魚人アマゾニア」 

放映日:1971年8月28日 視聴率:関西27.7%、関東17.0%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:塚田正煕 監督:山田稔

ショッカーは日本近海の海底にあるウラニウムの大宝庫に目を付け、海底工場を建設する507計画を進めていた。計画遂行のため、ショッカーは海底工場建設の作業員として、次期オリンピック候補選手や体力のある若者を次々と拉致していった。

一連の失踪事件をショッカーの仕業とにらんだ一文字隼人は伊豆半島の海岸に調査に向かった。するとその前にショッカー戦闘員と怪魚人アマゾニアが現れた。一文字隼人は仮面ライダーに変身し、海中で壮絶なる戦いを繰り広げるが、アマゾニアは海中深くにその身を隠した。

その頃、海中を探索していた滝和也と同僚のFB I 捜査官はショッカーの襲撃を受け、ショッカーの海底基地に連れ去られてしまった。2人の救出のため、海底基地に侵入した仮面ライダーだったが、アマゾニアは罠を仕掛けて待ち構えていた。

※制作うらばなし
「一文字隼人、大遅刻!!」
第22話では伊豆ロケが敢行された。遠方ロケのため、スタッフ、出演者は新宿スバルビル前に朝6時集合になっていたという。ところが、一文字隼人役の佐々木剛氏が自宅で目を覚ましたのは朝9時過ぎ、集合時間の3時間後だったというのだ。ロケ現場に到着した佐々木氏は山田監督に首を絞められたそうである。
また、ロケの夜は決まって酒席が設けられたそうだが、翌日の佐々木氏はヨレヨレの演技で山田監督からよく石を投げつけられたそうである。

第23話 「空飛ぶ怪人 ムササビードル」

放映日:1971年9月4日 視聴率:関西29.1%、関東21.6%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:島田真之 監督:折田至

北海道・札幌にある大隈研究所では新型液体燃料の開発に成功した。その液体燃料は僅か100 CC で爆発的なエネルギーを発生させることが実験の結果分かった。

ショッカーはこの新型液体燃料を怪人ムササビードルに強奪させ、札幌を壊滅させようと企てた。

ショッカーの企みを知った一文字隼人と滝和也は大隈研究所に向かったが、既にムササビードルに貯蔵庫の新型液体燃料を奪われてしまった。

追う一文字隼人。この新型液体燃料をめぐって、仮面ライダーと怪人ムササビードルとの激しい戦いの火ぶたがきって落とされた。

※制作うらばなし
「大隈博士役・伊豆肇氏」
第23話で大隈博士を演じたのが伊豆肇氏。伊豆氏は東宝ニューフェイスの第1期生で同期にはあの三船敏郎氏がいたそうだ。また、伊豆氏は劇場版「仮面ライダー対ショッカー」でも大道寺博士を演じているが、「人造人間キカイダー」でも光明寺博士を演じており、博士役が適役の俳優さんだったようだ。

第24話 「猛毒怪人キノコモルグの出撃!」 

放映日:1971年9月11日 視聴率:関西30.9%、関東22.2%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:滝沢真理 監督:山田稔

ショッカーは東京刑務所に服役している無期懲役犯の身柄を確保し、猛毒怪人キノコモルグに改造した。キノコモルグが発する毒キノコの胞子を浴びた人間はたちまち意識を失い、動けなくなってしまうのだ。

ショッカーはキノコモルグを使って、次々と子供たちを誘拐していった。そして五郎までもがキノコモルグの毒キノコの胞子を浴び、連れ去られようとしていた。現場に駆けつけた一文字隼人は仮面ライダーに変身してショッカーの後を追う。

立花レーシングクラブのメンバーの協力を受け、五郎たちの奪還に成功した仮面ライダーだったが、五郎たちの意識が回復することはなかった。

五郎たちの奪還に成功した一文字隼人だったが、それ以前に誘拐された子供たちの行方は分からなかった。そんな時、ショッカーから「子供たちを返して欲しければ、指定の場所に来い。」との連絡が入った。

現場に向かった一文字隼人は仮面ライダーに変身し、キノコモルグに対決を挑むがキノコモルグの毒キノコの胞子を浴び、意識を失ってしまった。ショッカー秘密基地に連れ去られ、処刑台の上に載る一文字隼人。

電動ギロチンが一文字隼人に迫る。危うし仮面ライダー・・・。

※制作うらばなし
「フジテレビ 『君こそスターだ!』 第一回グランドチャンピオン」
第24話では、フジテレビ『君こそスターだ!』第一回グランドチャンピオンを受賞した林寛子(当時は林宏子)がショッカーに誘拐される少女役で出演している。 テニスの腕前は今一つに見えたが、可憐な姿はとても爽やかである。 林さんはこの第24 話での熱演(?)が認められ、後に「変身忍者 嵐」のヒロイン役に抜擢されたとのこと。

第25話 「キノコモルグを倒せ!」 

放映日:1971年9月18日 視聴率:関西29.5%、関東21.5%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:滝沢真理 監督:山田稔

ショッカー秘密基地に連れ去られ、処刑台の上に登った一文字隼人。電動ギロチンが一文字隼人の体を真っ二つにせんと迫っていた。

しかし、滝和也がこの窮地を救う。滝はショッカー戦闘員に変装し、秘密基地に潜入していたのだ。意識を取り戻した一文字隼人は滝と共にショッカー秘密基地の脱出に成功。その際、滝は毒キノコの胞子を浴びた人間の仮死状態を解く液体状の物質を持ち帰っていた。

早速、一文字隼人はこの液体状の物質を知人である小池医師のもとに持ち込み、仮死状態の人間に投与するよう迫る。難色を示す小池医師だったが、仮死状態の五郎に投与を試みる。するとみるみる回復し、仮死状態の人間に効き目があることが分かった。

仮死状態を脱し、復讐のため、ショッカー秘密基地に潜入する立花レーシングチームのマリ、ユリたちだったが、逆に捕らえられてしまった。

それを知った一文字隼人はただちにショッカー秘密基地へ向かった。

※制作うらばなし
「悩殺!!ライダーガールズ」
番組に華を添えたライダーガールズの面々。第25話ではマリ(山本リンダ)、ひろみ(島田陽子)、ユリ(沖わか子)といったライダーガールズがお色気たっぷりのアクションを披露。一文字隼人役の佐々木剛氏も思わず悩殺されかかってしまったそうだ。

第26話 「恐怖のあり地獄」 

放映日:1971年9月25日 視聴率:関西28.0%、関東23.1%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:伊上勝 監督:折田至

ショッカーが次に送り込んだ改造人間は地獄サンダー。人工あり地獄を作り出す恐ろしい改造人間だ。ショッカーはこの地獄サンダーを使って、次々と日本中の幹線道路を破壊していった。

それと同時にショッカーは中近東支部から最高指揮者“ゾル大佐”を呼び寄せ、日本に大攻勢をかけようと画策していた。

首都圏の幹線道路が次々に陥没するニュースを耳にした一文字隼人と滝和也はショッカーの仕業とにらみ、行動を開始した。

幹線道路を調査する一文字隼人の前に突如、砂嵐が発生し、地獄サンダーが現れた。一文字隼人は仮面ライダーに変身し、戦いを挑む。しかし、地獄サンダーの人工あり地獄に吸い込まれ、体の自由が奪われてしまった。危うし・・・仮面ライダー。

※制作うらばなし
「マンションニューランド」
第26話よりゾル大佐が登場したが、その初登場シーンは生田スタジオ近くの「マンションニューランド」で撮影された。この「マンションニューランド」は第2話で蝙蝠男の人体実験場になったマンションとして登場したり、第5クール以降は本郷猛の自宅マンションとしても登場した。

第27話 「ムカデラス怪人教室」 

放映日:1971年10月2日 視聴率:関西34.6%、関東22.7%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:伊上勝 監督:折田至

ショッカーの大幹部・ゾル大佐は怪人ムカデラスを使って、頭脳優秀な少年少女を次々と誘拐していった。ショッカーはジュニアショッカー隊を結成し、破壊工作を画策していたのだ。

そして立花レーシングクラブに出入りしている五郎が狙われ、連れ去られてしまった。追う仮面ライダーと滝和也だったが、その前に再生されたゲバコンドルとサラセニアンが現れ、行く手を阻まれてしまった。

誘拐された五郎の身を案じる一文字隼人と滝和也の前に催眠電波によって操られたジュニアショッカー隊が現れ、2人の命を狙う。

脱出に成功した一文字隼人は仮面ライダーに変身し、ムカデラスに戦いを挑む。

※制作うらばなし
「大野剣友会・中村文弥氏」
第27 話冒頭で子供たちを誘拐する怪しい男を演じているのは大野剣友会の中村文弥氏である。中村氏は仮面ライダーのアクションの基本を大野剣友会・高橋一俊氏(仮面ライダーの殺陣を担当)と共に確立せしめた人物である。一文字ライダー編の仮面ライダーはほとんど彼が演じていたと言われる。後に中村氏は「仮面ライダーV3」のヨロイ元帥を演じたことでも知られている。

第28話 「地底怪人モグラング」 

放映日:1971年10月9日 視聴率:関西30.2%、関東23.0%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:滝沢真理 監督:内田一作

ショッカーは新しく地底を自由自在に活躍できる改造人間モグラングを作り出し、地下から躍り出ては誘拐し、ショッカーの秘密基地に運び込んだ。誘拐された人々は奇怪な手術によりモグラ人間に改造されていた。

ショッカーは石油コンビナートを破壊し、東京湾を火の海にする作戦を決行するため、モグラ人間を活用しようと考えていたのだ。

そして、全日本モトクロス選手権で一文字隼人が使用するマシンを整備していた相川豊が狙われ、連れ去られようとしていた。一文字隼人は仮面ライダーに変身し、相川を助けようとするが、モグラングの罠にかかり、地底深くに引き込まれてしまった。

※制作うらばなし
「多摩サーキット」
第28 話で「全日本モトクロス選手権」会場のロケ地として使用されたのが川崎市麻生区にあった「多摩サーキット」。ここは劇場版「仮面ライダー対ショッカー」のオープニング(仮面ライダー1号、2号がサイクロン号で併走)のロケにも使用された。

第29話 「電気怪人クラゲダール」 

放映日:1971年10月16日 視聴率:関西30.1%、関東22.2%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:滝沢真理 監督:田口勝彦

宇宙狂の少年がクラゲ型宇宙人を見たとの新聞記事を読んだ一文字隼人は真偽を確かめるため、少年の元に向かった。

少年の家には既に滝和也が訪れており、3人は早速、クラゲ型宇宙人の出現現場に向かった。するとショッカー戦闘員と怪人クラゲダ−ルが現れ、3人に襲いかかってきた。少年が見たクラゲ型宇宙人とはショッカーの怪人・クラゲダ−ルだったのだ。

クラゲダ−ルの急襲を逃れた3人だったが、少年の母親がショッカーにさらわれてしまった。助けにに向かう滝和也と一文字隼人だったが、クラゲダ−ルは罠を仕掛けて待ち構えていた。

※制作うらばなし
「一文字隼人、滝和也は既婚者だった!!」
一文字隼人役佐々木剛氏は当時25歳。プライベートでは20歳の時に同棲、22歳の時に入籍、25歳の時に長男誕生、と妻子持ちであった。一方、滝和也役千葉治郎氏は当時23歳で「仮面ライダー」の撮影期間中2日間の休みを取り、挙式をあげたそうだ。

第30話 「よみがえる化石 吸血三葉虫」 

放映日:1971年10月23日 視聴率:関西27.5%、関東24.1%(潟rデオリサーチ調べ)
脚本:滝沢真理 監督:内田一作

およそ1800万年前の地球には三葉虫という動物が住んでいた。その三葉虫の化石から古代の動物を蘇らせようという研究を続けているのが志村博士である。ショッカーはこの研究を利用し、新しい改造人間を作り出そうと考え、志村博士を誘拐した。

ショッカーは吸血怪人ザンブロンゾを作り出すことに成功し、滝和也や立花レーシングクラブのマリが次々に狙われた。ザンブロンゾに血を吸われ、意識を失ってしまうマリ。

志村博士の協力を得、三葉虫を蘇らせることに成功したショッカーは全世界に三葉虫をばら撒くため、羽田空港に向かった。その事実を知った一文字隼人は仮面ライダーに変身し、同じく羽田空港へ向かった。

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